2024年4月8日付の最高裁判所による最近の命令第9343号は、訴訟上の理由による上訴不適格宣言の不服申立て可能性について重要な明確化を提供しています。当事者A.(D'AMBROSIO GIUSEPPE)およびP.(SANTORIELLO MARCELLO)が関与するこの判決は、不服申立て書類の具体性の重要性と、それらが最高裁判所に上訴可能であることを強調し、民事法の分野に重要な考察をもたらします。
裁判所が扱った中心的な問題は、民事訴訟法第348条の3に基づき採用された上訴不適格宣言です。この条項は、上訴が訴訟上の理由で不適格と宣言される可能性があると規定していますが、最高裁判所は、そのような宣言は不服申立て可能であると明確にしました。この側面は極めて重要です。裁判所は、この宣言が上訴のメリットの正当性に関する否定的な判断を表明するものではなく、形式的な問題に限定されると判断しました。
この命令は、実務上重要な影響を及ぼします。主なポイントは以下の通りです。
民事訴訟法第348条の3を参照する命令によって採用された訴訟上の理由による上訴不適格宣言は、実質的に訴訟上の性格を持つ判決であるため、通常の最高裁判所への上訴によって不服申立てが可能であり、上訴のメリットの正当性に関する否定的な予測判断を含まず、法的に定められた場合以外で下されたものである。(この原則の適用において、最高裁判所は、上訴書類の十分な具体性を主張する申立て理由を認め、民事訴訟法第342条に基づき、第一審判決に対する不服申立てを不適格と宣言した命令を破棄し、差し戻した。)
結論として、命令第9343号(2024年)は、申立人の権利保護における一歩前進を表しており、訴訟上の理由で下された不適格宣言の見直しを可能にしています。法律実務家がこの判決の意味を理解し、不適格を回避し、より公正な司法を確保するために、上訴書類の準備においてより注意深く具体的なアプローチを採用することが不可欠です。