2023年9月19日付、2023年12月12日公表の判決第49341号は、控訴、特に上訴理由の放棄に関する重要な解釈を提供しています。被告人C.A.に関するこの事件は、上訴手続き中に特定の理由を放棄するという選択が法的にどのような結果をもたらすか、そしてそれが適法性判断に重大な影響を与えることを明らかにしています。
イタリアの法律、特に刑事訴訟法典によれば、上訴理由の放棄は、排除効力を持つ可能性のある行為です。本件判決において、最高裁判所は、無罪を求めた上訴理由を放棄した場合、継続犯の犯罪の時空間的範囲の画定および刑罰の量に関するその後のいかなる異議申し立ても排除されると判断しています。これは、これらの理由を放棄した場合、適法性判断においてこれらの側面について争うことができなくなることを意味します。
無罪を求めた上訴理由の放棄 - 継続犯の犯罪行為の期間に関する異議申し立て - 適法性判断における排除効力 - 存在。控訴に関して、被告人の無罪を求めた上訴理由の放棄は、その後の適法性判断において、継続犯の犯罪の時空間的範囲の画定および刑罰の量に関するあらゆる異議申し立てを排除する。これは、行為の期間中に発生した刑罰の変更による刑罰の枠組みの変更があった場合でも同様である。
この要旨は、刑事法の基本的な原則、すなわち、訴訟手続き中に被告人およびその弁護人が下す防御戦略と決定の重要性を強調しています。上訴理由の放棄は無害な選択に見えるかもしれませんが、犯罪行為の期間や科された刑罰といった重要な側面を争う可能性を制限するため、重大な結果を伴います。
判決第49341号(2023年)は、刑事訴訟手続き中のあらゆる決定が慎重に評価されなければならないことを強調しています。上訴理由の放棄の重要性は過小評価されるべきではありません。なぜなら、それは将来に対する制約となり、被告人が利用できる選択肢を制限するからです。刑事法の分野では、あらゆる詳細が違いを生む可能性があるため、弁護士が依頼人を適切に代理し、その選択の可能な結果について情報を提供することが不可欠です。